振袖を好きな色で選ぶ時のポイント!白・黒編

フォーマルな色の代表格とも言える「白」と「黒」。成人式以外でもさまざまな機会に正装として着る衣装に用いられています。そんな白と黒をベースにした振袖は清純さや大人っぽさを印象付けてくれます。こちらのページでは白と黒の振袖が持つイメージや着こなし方、実際にどのような振袖があるのかをご紹介していきます。

白・黒色の持つイメージ

白と黒は赤や青と同じように古くから日本でよく使われてきた色です。どちらの色も冠婚葬祭に使われる色で、とくに白は結婚式の衣装としてもなじみがありますよね。黒には喪服のイメージもありますが、江戸時代には武家の婚礼衣装に使われていた歴史もあり、実は昭和初期までは白無垢より一般的なものでした。現在でも結婚式や慶事に着用する黒留袖は既婚女性にとって第一礼装とされています。白と黒、それぞれの持つイメージをもう少し詳しくみていきましょう。

白い振袖のイメージ

雪のように純白で清楚なイメージがある白の振袖は美の象徴と言っても過言ではないでしょう。白い振袖を身に付けることによって肌が色白に美しく見える効果があるとされています。

また、白は新しい始まりや未来を予感させる色でもあります。結婚式で白色が選ばれるのも肌を美しくする効果があることや、新しい将来に向かって白紙の状態から歩み出すという意味があります。
成人式も人生の節目になる大切な行事ですから、自分をより美しく見せたい、大人となる新しい未来に向かっていきたいという思いを込めて白い振袖を選ぶ方は少なくありません。

黒い振袖のイメージ

黒は光を反射せず、吸収してしまう色です。またほかの色にも影響を与え、存在感がしっかりしているので全体的に力強い印象を与える色と言えます。
したがって黒の振袖を着ると着物に描かれている柄を際立たせ、豪華で大人っぽい印象に仕上がります。

また、着物のベースになる色の割合や柄によってクールなイメージにもキュートなイメージにもなるのでコーディネートがしやすいといった特徴もあります。大人っぽいイメージに仕上げたいという方には断然黒がおすすめです。

白い振袖の着こなし方

白は膨張色と言って実際よりも太って見えやすい傾向があります。そのため白色の振袖を着る時には帯や帯締め、半襟にシメ色を持ってくるのがおすすめです。大人っぽい雰囲気や上品な雰囲気にしたいのならば、シメ色にはダークカラーの黒を持ってきましょう。反対に明るく華やかな雰囲気にしたい場合はシメ色も鮮やかで濃い色のカラーを入れます。
白い振袖の場合、白×ピンク、白×黒など組み合わせる色によって印象が変わってきて、どんな方でも着こなすことができるほか、まわりと被ることもほとんどありません。

白・黒色の振袖の実例

椿×白の組み合わせがかわいい!モダンテイストの振袖

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白地にパステルカラーが映えるキュート系振袖

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白・黒色の振袖まとめ

いかがだったでしょうか?いろいろな色の魅力や特徴を知ることによって振袖選びのバリエーションを増やすことができ、選ぶのが楽しくなってくると思います。せっかくの振袖を着る機会ですから、自分の好きな色について調べてお気に入りの一着を見つけてみてください。

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