振袖購入のメリット・デメリットと購入時の注意点
憧れの振袖を自分のものとして持っておきたいという方は、振袖を購入するのがおすすめです。こちらのページでは振袖購入のメリット・デメリットをまとめてみました。振袖を購入するかどうか考える際の参考にしてみてください。
引用元:https://hon-matsuba.co.jp/tenpo/kimonokan/
振袖購入のメリット
● 振袖自体が自分の所有物になる
● 着たいと思うときに何度でも着ることができる
● 3、4回着ればレンタルより割安になる
● 自分にぴったりのサイズの振袖が手に入って着姿も美しい
● 大切に使えば子供や孫に着物を残せる
● 姉妹や親せきがいれば着回すことができる
● 将来、訪問着として仕立て直すことができる
自分にぴったりサイズが合う振袖は見た目の華やかさに大きな影響があります。ここはどうがんばっても振袖レンタルではかなわない最大のメリットです。
一方で振袖レンタルと同じように次のようなデメリットもあります。
振袖購入のデメリット
● 基本的には振袖レンタルより価格が高い
● たんすなど家での保管場所が必要になる
● クリーニングや虫干しなどを含めたお手入れが大変
● 仕立てに時間がかかる(目安として2~3ヶ月ほど)
● 振袖のデザインが流行遅れになる可能性がある
● 自分の好みが変わったり、年齢によって似合う着物が変わったりする
料金の問題や保管場所の問題は購入を決めるうえで重要な部分になってきます。せっかく高いお金を払って購入したのに保管がしっかりできなくて、振袖をボロボロにしてしまってはもったいないですよね。購入するのであれば、ある程度着物についての知識を身に付けるとデメリットを軽減できるでしょう。
振袖購入時に注意すべき点は?
振袖は決して安い買い物ではありません。できるだけ慎重に選びたいものです。これから振袖の購入前に押さえておきたい6つの注意点をご紹介します。
信頼できるお店を探す
振袖購入を成功させるためには、お店選びが何よりも大切になります。取り扱っている振袖の種類と自分好みの振袖があるかをまずチェックしましょう。お店によって取り扱う振袖の種類や特色が違うので、いくつかのお店を回ってみると良いでしょう。また店員さんが親切に相談に乗ってくれるか、質問にはきちんと答えてくれるかといった接客態度もしっかり見ておきたいですね。
予算をはっきりさせておく
振袖の価格は数万~百万円以上のものまで、使用している生地や仕立てによって大きく違ってきます。そのため、予算をはっきり決めずにお店に行くと選択肢が多すぎて振袖を選ぶのに時間がかかったり、お店の人にすすめられるままに高い振袖を買ってしまったりして、考えていたよりずっと高額になってしまったということにもなりかねません。お店に行く前にお家の方とよく相談しながら予算を決め、その範囲内でお店の人に振袖を提案してもらうと納得のいく振袖選びがしやすいです。
将来のことも考えて選ぶ
振袖にもトレンドや年齢によって似合う色柄というものがあります。また将来的にも自分の好みが変わる可能性もあります。そのため「今、着たい」「今、着られる」着物ではなく、これから先も長く着られるかを考慮すると振袖選びを成功させる可能性が高くなります。そのあたりを考慮してトラディショナルな振袖を選んでおくと後で後悔することは少ないかもしれません。迷ったら店員さんにも相談してみましょう。
試着を必ず行う
パンフレットやネットの写真などで見てステキと思っても、実物を見てみると色味や質感の印象が異なる場合がほとんどです。しっかり実物を見て判断するようにしましょう。また、振袖を着る人の肌の色や髪の色によっても似合う色は変わってきます。これは実際に着物を着てみなければ判断できません。同じ赤色の着物でも少し色味が違うだけで顔色が悪く見えてしまうことも。必ず試着をしてから購入するようにしましょう。
小物類も慎重に選ぶ
振袖姿を美しく見せるためには振袖の色柄だけでなく、小物類を含めた全身のバランスも大切な要素です。同じ振袖でも帯や小物が違うだけで印象は大きく変わってくるため、自分のイメージにしっかり合うよう確認してから購入しましょう。セットで購入する場合には必ずフルセットで試着して、全体のバランスやイメージを確認するのがおすすめです。
特典やオプションサービスが含まれているか確認する
振袖の着付けには帯・草履・バッグ・着物用肌着・腰ひもなどいろいろなアイテムが必要になります。こうしたアイテムが振袖とセットになっているかも確認しておきましょう。着付やヘアメイク、写真撮影などのオプションサービスが付いているのかも事前に聞いておくのが良いです。こうしたサービスが含まれていない場合は自分で着付師や美容院、写真館などを手配する必要があるので手間や費用が大きく変わってくることになります。また、着用後のクリーニングやお手入れなどもアフターケアもきちんと行ってくれるのかも確認しておくと安心です。
振袖購入のまとめ
いかがでしたか?
振袖を購入すると一時的な出費は大きいですが、その後何回か振袖を借りる場合より、トータルで出費を抑えることができます。それぞれのメリット・デメリットを比較し、成人式後のことも考えながら振袖購入を検討してみてくださいね。