自分に似合う色で振袖を選ぶ!あなたに似合う色はこれ!
振袖の中で広い面積を占めている地色は着た時の印象を大きく変えてしまいます。人気が高いのは赤・ピンク・白・黒といった色で、こうした色をベースにした振袖が多く見られます。
そうした振袖を見て「すてき!」「着てみたい!」と思うかもしれませんが、残念ながら人気色が自分に似合う色とは限りません。また、自分が好きな色も=似合う色ではありません。
その点を踏まえず「友達がみんな赤系にしているから」「家族がピンク系を希望している」といった理由で選ぶと後悔することになりかねません。
失敗や後悔をしないために、こちらのページから色の選び方のポイントをチェックしてみてください。
引用元:https://hon-matsuba.co.jp/tenpo/kimonokan/
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パーソナルカラーを知って自分にぴったり合う振袖を選ぶ
振袖の色選びでは「顔映り」が良いことが大切な条件です。実際に似合う色の振袖を体に当てるだけで顔がパッと明るく輝いて美しく見えるものです。一方でに似合わない色を当てた時には顔が暗く見えてぼやけた印象になったり、老けて見えたりさえしてしまいます。
自分に似合う色を見分けるには「パーソナルカラー」を知ることが役に立ちます。「パーソナルカラー」とはその人の魅力を最大限に活かしてくれる「似合う色」のことです。肌・髪・瞳・頬・唇などの色をもとに春夏秋冬の四季になぞらえて4つのタイプに分類していきます。
コスメカウンターやヘアサロンなどでカラー診断ができるところもあるほか、インターネットで簡易なチェックができるHPなどもあるので、機会があればチェックしておくと良いでしょう。パーソナルカラー別に似合う色の例をご紹介します。
パーソナルカラー別 似合う色の例
●スプリングタイプ:黄みがかった色(珊瑚色、黄緑、たまご色など)
●サマータイプ:青みのあるやわらかい色(ローズピンク、空色、藤色など)
●オータムタイプ:重厚感や深みのある落ちついた色(深い朱赤、抹茶色、葡萄色、からし色など)
●ウィンタータイプ:はっきりとした鮮やかな色(真っ青、牡丹色、藍色、黒など)
身長や体型に合った色を選ぶ
身長が高い方は濃い色やシックな色を選ぶと、よりスタイルの良さを強調することができます。逆に身長が低い方は明るい色や淡い色を選ぶことで、かわいらしさを引き立てることができます。ほかにもスリムな体型の方は柔らかくやさしい色を選ぶと女性らしく見えるほか、ふくよかな体型の方は濃いめの色の方がすっきりした印象になります。
とはいえ、「本当はパステルカラーの振袖が着たいんだけど、ぽっちゃりだからダメ?」ということはありません。実際に振袖を合わせてみたり、振袖の柄や帯で引き締めて見せたりすることもできますのでぜひお店で相談してみてください。
なりたいイメージに合わせて選ぶ
振袖を着たときにどんな雰囲気になりたいかのイメージも着物選びでは大切です。「清楚でかわいい雰囲気が好み」とか「大人っぽいイメージで周りを驚かせたい」など自分がなりたいイメージをはっきりお店の人に伝えておくと、イメージに近い色を選ぶことができます。なりたいイメージとそれに合う色の例をいくつかご紹介します。
なりたいイメージ似合う色の実例
●清楚:白・明るいベージュ・クリーム色など
●知的:深緑・紺・赤紫など
●キュート:パステルカラー
●クール:青・緑・黒など
パーソナルカラーの診断を行ってくれるお店もある
自分のパーソナルカラーを知っていれば似合う色を組み合わせて、その人にいちばん似合った振袖姿を実現することができます。「着物パーソナルカラー診断」を行っているお店なども登場していて、一人ひとりに合った色を見極めて個性にぴったり合う振袖をアドバイスしてくれます。そんなお店もぜひ探してみてはいかがでしょうか。
自分に合う色で振袖を選ぶまとめ
自分に似合う色を悩んでいた方も、どんな振袖が似合うかが分かったのではないでしょうか?自分に合った振袖を選ぶには「色」がとても大事な要素になります。いろいろな振袖を見て自分がなりたいイメージを考えたり、自分のパーソナルカラーを知ったりして、それに合った色の振袖を探してみてくださいね。
そうは言ってもどうやって選んでいいかわからない!
振袖を着る場面はそう多くもなく、せっかくの晴れ姿は自分に似合うものを選んで最大限に楽しみたいはず。体形や顔の印象に合わせて着物のプロが振袖選びはもちろん、帯や小物、ヘアスタイルまでアドバイスしてくれますよ♪