振袖を長持ちさせたい!振袖クリーニングのタイミングや相場は?

振袖レンタルは、クリーニングまでおまかせできることが多いですが、購入した振袖の場合、自分でメンテナンスする必要があります。大切な振袖は、次に袖を通すときまでキレイな状態で保管したいですよね。振袖をすぐに着用する機会がある、逆に振袖を着る予定がしばらくない場合どのタイミングでクリーニングに出せばいいのでしょうか。また普通のクリーニング店に振袖を出していいのか迷われる方も多いと思います。

この記事では、気になる振袖のクリーニングについて詳しく解説します。料金の相場やお店選びのポイント、タイミングなど気になる情報があったらチェックしてくださいね。

振袖クリーニングのタイミングは?

振袖をクリーニングに出すタイミングは、着る頻度によって変わってきます。例えば、成人式の後に記念撮影や結婚式への招待が控えている、食事会があるなどコンスタントに振袖へ袖を通す機会がある場合は、一通り用事が終わってからでOK。

その都度クリーニングに出していたらお金も時間もかかってしまいますし、生地も傷んでしまいます。振袖を着る機会が多い方は、気になる汚れがない限りクリーニングに出すのは3~4回着た後で十分です。

逆に成人式の後、振袖を着る予定がないという方は、なるべく早いタイミングでクリーニングに出しましょう。早ければ早いほど汚れは落ちやすくコストも抑えられます。パッと見た感じ汚れていないようでも、専門家が見ると実は汚れが付着していることがほとんど。特に襟や袖口、裾などは汚れやすい箇所なので要チェックです。

襟の後ろは汗などの汚れが付きやすいですし、前の方は知らない間にファンデーションが付着していることがあります。裾は泥汚れなどがつきやすいので、必ず確認するようにしてください。合わせて、長じゅばんもクリーニングに出すようにしましょう。長じゅばんは肌に触れるため、振袖よりも汚れやすいです。また気になる方は帯や和装小物も一緒にクリーニングに出すといいですよ。

振袖クリーニングの相場、期間は?

振袖クリーニングに出す前に、だいたいの相場や期間を把握しておくと、いざというときに慌てません。また汚れの状態によってどんなメニューを選ぶかも変わってくるので、業者に確認してからクリーニングへ出すようにしてください。

丸洗い

目立つしみがなく、全体的に汚れを落としたい場合は、丸洗いを選びましょう。丸洗いといっても水で洗うわけではなくドライクリーニングなので、振袖を傷めることなく汚れを落とせます。また部分的に汚れを取りたい場合は、部分洗いを選びましょう。

丸洗いで落ちるのは、基本的に油性汚れのもの。または振袖についたほこりなどです。汗やお茶、コーヒーといった水性の汚れは、丸洗いでは落ちません。費用は、業者によってばらつきがありますが、5,000~13,000円くらいが相場です。振袖に箔押し(金箔や銀箔などが施してあるもの)や刺繍のあるものは特別料金になることのあるので、事前に確認しましょう。丸洗いの期間は、約20日ほどなので、計画的にクリーニングに出すようにしてください。

しみ抜き

「コーヒーをこぼしてしまった」「ファンデーションがついてしまった」このような部分的な汚れを取りたいときは、しみ抜きを選びましょう。コーヒーやファンデーションの他、ボールペンや食べこぼしなどの汚れもしみ抜きで落ちることが多いです。

ついてしまったしみは、早ければ早いほど汚れが落ちやすく費用も安くなります。業者によりますが、比較的新しい小さなしみの場合2,000円程度で済むことが多いようです。しみが数か所ある場合は、7,000~10,000円程度はかかるとみておくといいでしょう。

今人気のママ振袖のように、何十年と経った振袖の場合は、落ちにくい汚れやしみがついていることが多いので見積もりが必要になります。汚れの程度によっては落ちないこともあるため、業者と相談したうえでクリーニングに出すかどうかを決めてください。期間は、平均して25日程度と丸洗いよりも少しかかります。

振袖クリーニングのオプションは?

丸洗い、しみ抜き以外にさまざまなオプションがあります。気になる汚れはオプションできれいに落としましょう。どんなオプションがあるのか、その一部をご紹介します。

汗抜き

振袖にしみ込んでしまった汗を取り除く作業です。黄ばみなどの原因になるので、早めに汗抜きをした方がいいでしょう。丸洗いとセットにすると、コンディションの良い状態で振袖を保管できます。期間は約20日間ほどで、4,000円ほど追加されるのが一般的です。

カビ取り

振袖を長い期間保管しているとカビが生えてしまうことも。カビ取りは、しみ抜きや汗抜きと比べると少し値が張ります。13,000~24,000円ほどが相場と言えるでしょう。ただし、カビが広範囲に広がっていたり、縫い糸にまで生えていたりする場合は「洗い張り」という作業が必要になってさらに高額になることも。洗い張りとは、着物をほどいて反物に戻してから洗う方法のことを言います。手間暇かかるうえ、高い技術が必要なので5万~10万円ほどの費用になります。他にもシワをなくすプレス加工や湿気から着物を守る虫干しなど、さまざまなオプションがあるので、価格や目的などから選ぶようにしてください。

業者選びのポイントは?

街のクリーニング店で振袖クリーニングを取り扱っているお店もありますが、できれば専門店にお願いする方がいいでしょう。なぜなら一般的なクリーニングの場合、作業を外部委託することが多く、結果的に割高になる可能性が高いです。専門店の方がリーズナブルに仕上がるうえ、技術力が高いと言えます。

まずは気になる業者の公式サイトをチェックし、メニューや作業内容、費用などをチェックしましょう。さらに見積を出してもらい、納得したうえでお店選びをしてください。わからないことや不安なこともどんどん質問するのが良いですよ。誠実な業者であれば、親切丁寧に対応してくれるはずです。

まとめ

振袖クリーニングに関する気になるあれこれを詳しくご紹介しました。汚れ具合や振袖を着る頻度によって、クリーニングの種類や価格は変わります。まずは信頼できる業者を見つけて、必要なクリーニング内容を聞き、見積もりを出してもらいましょう。大切な振袖が長く着られるよう適切なメンテナンスをしたいですね。

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