振袖レンタルはネット?実店舗?それぞれのメリット・デメリット
成人式で着る振袖をレンタルすることは決まっていても、どんなお店を選べばいいのか迷われる方が多いのではないでしょうか。実店舗やネットなど、振袖レンタルにはさまざまな形態のお店があります。そのなかでも最近特に注目されているのがネットレンタルです。その背景には、新型コロナウイルス感染拡大の影響があります。コロナ禍でなるべく人との接触を避けたいという方にネットレンタルは支持されています。
しかし、振袖の実物を手に取れる実店舗でのレンタルも根強い人気。ネットか実店舗か、お店によって金額や準備も変わってきます。それぞれメリット・デメリットがあるので、しっかり把握したうえで慎重にお店を選びたいですね。
この記事では、振袖のネットレンタルと実店舗のメリット・デメリットを詳しくご紹介します。成人式に振袖を着る予定のある方はぜひ参考にしてください。
ネットでレンタルするメリット・デメリット
近年人気上昇中の振袖のネットレンタル。どんなメリット・デメリットがあるのか具体的に見ていきましょう。
ネットでレンタルするメリット
最大のメリットは、家にいながらスマホやパソコンから振袖をレンタルできることです。最近では、服をネットで購入するのは当たり前。振袖も同じようにネットでレンタルすることに抵抗のない方が増えてきました。
またレンタルする前に、じっくりリサーチできる点もネットレンタルのメリット。柄の種類やサイズも豊富なので、振袖にとことんこだわりたい方におすすめです。
加えてネットレンタルは実店舗がない分家賃を抑えられるため、比較的振袖を安くレンタルできます。実店舗では手が届かないような高品質な着物をリーズナブルな価格でレンタルできる点もうれしいですね。
お店によっては振袖の着用写真をネットに載せているので、着た様子をイメージしやすいのではないでしょうか。
ネットでレンタルするデメリット
ネットレンタルにおける最大のデメリットは、手元に届くまで実物を確認できない点です。なかにはレンタルする前に下見できるサービスを提供しているお店もありますが、本契約しない場合、費用が余分にかかってしまいます。
また実際に着てみたら「似合わなかった」「サイズが合わなかった」といったリスクもあります。
さらには着付けやヘアメイク、写真撮影を自分で手配しなければならない場合がほとんど。実店舗の場合、それらがすべてセットになっていることが多いので、トータルだとネットレンタルの方が高くなってしまうこともあります。業者選びには注意が必要です。
実店舗でレンタルするメリット・デメリット
根強い人気の振袖レンタルの実店舗。メリットとデメリットをそれぞれ見てみましょう。
実店舗でレンタルするメリット
実店舗における振袖レンタルのメリットは、振袖を手に取って選べること。ネットで見るのと実際手にとって見るのとでは、印象が違うことがあります。「気に入った柄だけど試着してみたら似合わなかった」というような場合でも、振袖を変更できる点もメリット。
実店舗には振袖のプロフェッショナルがいるので、自分の好みや似合うものを相談しながら、ぴったりの一着を見つけることができるでしょう。似合う色と好きな色がイコールとは限りません。プロの見立てで振袖を選びたいという方には実店舗が向いています。
また成人式に必要な着付けやヘアメイク、写真撮影がセットになっていることも多いので、ほとんどの場合、自分で手配する必要はありません。
実店舗でレンタルするデメリット
実店舗はネットレンタルに比べて、どうしても振袖の種類が少なくなってしまいます。店舗にあるものから選ばなくてはならないため、気に入る振袖が見つからないことも。
また店舗に足を運ぶ必要がある点もデメリットです。特に進学や就職などで遠方に住んでいて、地元の成人式に参加する予定の場合、振袖や和装小物を選ぶためだけに、帰省しなければなりません。忙しい方にとってはかなりの負担と言えるでしょう。
多くの場合、ネットレンタルに比べて費用が高くなってしまうこともデメリットです。実店舗では、振袖だけではなく草履や帯といった和装小物もスタッフに相談して決めるため、時間がかかります。そこそこの時間を確保しておく必要があるでしょう。
まとめ
ネットと実店舗で振袖をレンタルする場合のメリット、デメリットをご紹介しました。豊富な種類の中から自分の好きな振袖をリーズナブルな価格でレンタルしたいという方には、ネットレンタルが向いていますし、振袖のプロであるスタッフに相談しながら決めたいという方には、実店舗が向いているでしょう。
これだけは譲れないという自分のこだわりポイントを明確にして、お店選びをすると失敗が少ないですよ。自分らしい素敵な振袖を着て、思い出に残る成人式を迎えられるよう祈っています。