ママ振袖って地味?お母さんの振袖を着るメリットやお直し相場は?

最近、ママ振袖を着て成人式に参加する女の子が増えています。「ママ振袖」とは、お母さん、もしくはおばあちゃんが着ていた振袖のことを言います。お母さんやおばあちゃんが大切にしていた振袖を娘が受け継ぐのは、とても素敵なこと。しかし「30年以上前の振袖なんて地味じゃない?」と思われる方もいるかもしれませんね。

確かに今トレンドの振袖と比べると地味な印象を受けるかもしれませんが、合わせる和装小物やヘアアレンジを工夫すれば、ママ振袖も現代風に大変身!今の振袖に引けを取らない、レトロモダンのおしゃれなコーディネートが完成しますよ♪

そこでこの記事では、今注目のママ振袖について詳しくご紹介します。成人式にママ振袖を着るメリットやリメイクの内容、お直し相場まで、知っていると役立つ情報ばかりです。「ママ振袖を着て欲しい」「成人式にママ振袖を着たい」というお母さんや娘さんは、ぜひ参考にしてくださいね。

ママ振袖が注目されている理由は?

近年、ママ振袖の人気は高まる一方です。その理由は、母親世代の時代背景にあります。20歳を迎える娘さんの母親世代のメイン層は40~50代。特に50代のお母さんが成人式を迎えたころといえば、世の中はバブル真っ盛りでした。バブル時代は、加賀友禅や総絞りなどの高級な振袖が多く出回っていました。今ではこのような高品質な振袖は少なく、レンタルするにも高額です。

せっかく高品質な振袖があるなら、それを着たい、着せたいという需要が増えてきたというのが、ママ振袖の背景にあります。また今注目されているサステナブルな考え方にも、ママ振袖はぴったりマッチ。ママ振袖は、令和時代のニーズに合っているのです。

ママ振袖のメリットは?

高品質な振袖が多い

前述の通り、昔の振袖は今よりも贅を尽くした品質のいいものばかり。一式100万円ほどする高級な振袖が普通に売られていた時代もありました。今ではなかなか手に入らない高品質な振袖を箪笥の肥やしにするのはもったいない!ぜひ大切な振袖に袖を通して、成人式を迎えていただきたいです。

成人式をリーズナブルに挙げられる

振袖は、購入はもちろん、レンタルするのにもそれなりにお金がかかってしまいます。しかし、ママ振袖であれば着物代がかからないため、その分リーズナブル。たいていの場合はお直し代が必要になりますが、レンタルや購入に比べれば、費用を安く抑えられることが多いでしょう。「なるべくお金をかけたくない」という方におすすめです。

だれともかぶらない個性的な振袖コーデを楽しめる

大手のお店から振袖をレンタルすると、成人式の会場で同じ柄を着た人と出くわしてしまい気まずい思いをすることがあります。なかには「地域一柄制」を取り入れて、柄がかぶらないよう配慮してくれるお店もありますが、そのようなところを探すのはなかなか難しいもの。

しかし、時を経たママ振袖はほとんどが一点ものなので、同じ柄でかぶることはまずありません。最近では、レトロモダンな振袖コーディネートも人気です。地味な印象のママ振袖だからこそ、コーディネート次第でがらりと雰囲気が変わります。気まずい思いをすることなく、自分らしい振袖コーディネートを楽しめるでしょう。

ママ振袖をリメイクしたい!その内容は?

「ママ振袖を着たい!」と思っても、20~30年近く、もしくはそれ以上経過している振袖を、そのまま着るのは難しいもの。保管状態によってはシミなどが付着していたり、カビが生えていたりと汚れていることがあります。また、母娘で体型やサイズが違う場合も振袖のお直しが必要です。保管状態がよほど良い、母娘で体型がほとんど変わらないという場合以外は、お直しする必要があると思った方が良いでしょう。

どこを直したらいいのか、まずはお店に行って振袖の状態をチェックしてもらうことをおすすめします。サイズ変更やシミ・汚れ、シワの有無などを見ていただきましょう。特に身長や体型に差がある母娘の場合は、大幅にリメイクすることがあります。

ママ振袖のお直しの相場は?

お直しをする際にチェックをする必要があるのは、着丈の長さ、身幅、袖丈、袖ゆき(肩から指まで)です。また、長期保管の際についた折りジワや汚れの有無も見過ごさないようにしたいですね。

それぞれお直しの相場は、以下の通りです。基本的に短くするよりも長くする方が、より費用がかかります。

  • 着丈の長さ 15,000~2,4000円以上
  • 身幅直し 15,000~20,000円以上
  • 袖丈直し 7.000~8,000円以上
  • 袖ゆき直し 9,000~16,000円以上
  • シワなおし 3,000円程度
  • シミ抜き・汚れ落とし 1ヶ所1,500円以上
  • 変色のシミ落とし 1ヶ所4,000円以上

身長差が10㎝以上ある場合は、振袖を一旦反物に戻す「洗い張り」という作業が必要になるため、予算オーバーになる可能性があります。

まとめ

ママ振袖を着るメリットやリメイク方法、その相場についてご紹介しました。一見地味な印象を受けるママ振袖は、合わせる和装小物やヘアメイクで、現代風のコーディネートにアレンジできます。

また、高品質なうえ、誰ともかぶらず、リーズナブルに済む点もメリット。大切な振袖を受け継げば、お母さんやおばあさんもきっと喜んでくれますね♪サステナブルなママ振袖の人気は、まだまだ高まりそうです。お母さんやおばあちゃんの振袖を大切に保管されている方は、ぜひママ振袖も検討してみてはいかがでしょうか。

あなたにぴったりな振袖がきっと見つかる!
大阪のおすすめ振袖販売・レンタル店3選

本きもの松葉TAKAZENオンディーヌ
コーディネート上品 / 王道コーディネートキラキラ明るいコーディネートベーシック
特典着付けヘアメイク無料など10点
シーズン特典
特典振袖フルセットレンタル5回無料など特典長期レンタルなど
ママ振袖プランありママ振袖プランなしママ振袖プランあり

振袖レンタルナビ大阪

【免責事項】※このサイトは個人が行った調査をもとに作成しています。