ママ振袖ってダサい？レンタルや購入の違いと予算についても紹介
成人式は人生の節目を祝う一大イベントです。せっかくなら他の人とかぶらない振袖で成人式を迎えたいですよね。近頃ではレトロブームの関係もあり、ママ振袖を着る方が増えてきています。ママ振袖は品質が良いものも多く、個人に合わせて仕立てているので、世界に一つしかない着物といっても過言ではありません。ママ振袖のメンテナンス費用と小物の料金だけで済むため、出費を抑えることができるのも魅力的です。
この記事では、ママ振袖の特徴やレンタル・購入との違いについて解説します。「母の振袖をかわいく着こなしたい！」「振袖を持っているのに新しく購入するのはもったいない」など、ママ振袖を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
ママ振袖とは？レンタルや購入との違い
お母さんが着た振袖を大切に受け継ぐ「ママ振袖」。振袖は未婚女性の第一礼装であるため、成人式だけでなく祝賀会やパーティーなどフォーマルシーンで着ることができます。成人式後に振袖の袖を落として訪問着に仕立て変えることもありますが、「自分の娘に着てほしい」との想いを込めて大切に保管している方も多いのではないでしょうか。
ママ振袖が注目されている理由として以下のような点が挙げられます。
母と娘の絆が深まる
ママ振袖はお母さんの思い出がいっぱい詰まった宝物です。大切にしてきた振袖を親から子へと受け継ぐことで、お母さんが若かった頃の思い出話に花が咲くでしょう。ママ振袖に新しい歴史が刻まれるため、より一層母と子の絆が深まります。
レンタルにはない高品質な振袖
洋服と同じように、振袖もその時代の流行りや景気が反映されるといわれています。お母さん世代の振袖は高級なものが多く、なかには100万円以上の振袖も！高級な正絹生地を使い、職人の手作業による染めや刺繍で作られた振袖は、まぎれもなく本物です。そのため、落ち着いた色柄であっても着物が本来持つ品質の高さに注目されますよ。
レンタルや購入よりも安くなる場合が多い
振袖レンタルの相場はおよそ14～20万円。購入となると50万円ぐらいかかります。ママ振袖の場合、前撮り撮影や成人式当日の着付け・ヘアメイク代のみです。レンタルや購入に比べ費用が安くすむので、小物にお金をかけて今風コーディネートを楽しむこともできます。
誰ともかぶらないオリジナルコーデを楽しめる
購入するよりも安くて便利な振袖レンタルですが、同じ色や似たような柄の振袖も多く出回っているため、誰かとかぶってしまう可能性も…。その点、ママ振袖はヴィンテージ着物となることが多いので他の人とデザインがかぶることはありません。アンティーク感のある振袖を現代風にアレンジすると、自分らしい個性的な着こなしが完成！思い出に残る成人式を迎えることができますよ♪
成人式にママ振袖を着るときの注意点やかかる費用
長い間タンスに眠っていたママ振袖を着るためにはメンテナンスが必要です。帯や帯締めなど、和装小物の組み合わせも考えなくてはいけないので、1年前から準備を進めていくのがおすすめ◎成人式直前であわてないよう、早めに確認しておきましょう。
振袖のサイズ
ママ振袖は当時のお母さんに合わせて仕立てられています。母と娘の体型が大きく変わる場合はサイズ直しをしなければいけません。サイズがぴったり合っていると着崩れを大幅に軽減できるだけでなく、着姿も美しくなります。サイズ直しにかかる費用は2～8万円程度です。仕立て直す箇所が多くなると時間もかかるので、2～3ヶ月は余裕を持ってお直しに出してください。
染みや虫食いの確認
振袖の保管状態によっては染みや虫食いがつくことがあるため、時間があるときにタンスから出してしてみましょう。汚れやすい襟元や袖底あたりはもちろん、防虫剤やカビのニオイ、ほつれなど見落としがないよう細かなところまでチェックするようにしてください。簡単な染み抜きであれば3,000～5,000円、ひどい汚れだと1～2万円かかるケースもあります。どのくらい費用がかかるのか気になる方は、無料見積りしているお店に問い合わせてみるのもいいかもしれませんね。
着付けに必要な小物が揃っているかチェック
振袖を着る際は、着物や帯の他にもたくさんのアイテムが必要です。着付け小物がなかったらレンタルもしくは購入を考えなくてはいけません。前撮り撮影や成人式当日になってあわてないよう、事前に確認しておきましょう。
ママ振袖で今どきコーデ！変えると映える小物
小物選びはママ振袖を着るうえで重要なポイント！単なる着付け小物ではなく、自分らしさを表現するためのアイテムだと思ってください。
地味な色柄の振袖にはパッと目を引くデザインの小物がおすすめです◎袋帯・帯締め・帯揚げを変えると、全く違った装いを演出できます。また、着物からチラッと見える半襟や重ね襟にもさまざまな種類があるので、振袖の色を見ながら合わせてみるとよいでしょう。
最近では、バッグや草履、髪飾りなども華やかなものを見かけるようになりました。しかし、欲しいものをすべて揃えていると、結構割高になってしまいます。あらかじめ予算を設定したうえで、レンタルにするか新調するかを検討しましょう。
ママ振袖を取り扱っている大阪の人気店5選
「お下がり」といったイメージよりも母から娘へと受け継ぐ「奥ゆかしさ」を感じられるママ振袖。そこで今回は、伝統ある古典柄のママ振袖を扱ってくれる着物専門店を5つご紹介いたします。振袖のプロであるスタッフさんと一緒に、自分だけのオリジナルコーデを作り上げてくださいね♪
本きもの松葉
引用元：https://furisode.hon-matsuba.co.jp/lp03/
創業70年以上の歴史を持つ老舗呉服店です。着物販売の他、レンタル、お直し、着付け教室など、着物を通じて心の豊かさを感じられるよう全力でサポートしてくれるのが特徴です。小物10万円もしくは帯を購入すると10大特典サービスが受けられるため、成人式当日の着付け・ヘアセット、前撮り撮影料などが無料になります。リメイクされたママ振袖を着て、一生の思い出に残る成人式を迎えてみてはいかがでしょうか。
公式サイト
オンディーヌ
引用元：https://www.ondine.jp/
振袖や袴のレンタル・販売だけでなく、ママ振袖も扱ってくれる着物専門店です。着物に詳しいスタッフが在籍しているため、振袖一式をお店に持ち込むとその場で無料診断してもらえます。「お母さんと体型が違うけど、ママ振袖をキレイに着こなせるか不安…」「ママ振袖は持っているけど、当日のヘアメイクはどこにお願いしたらいいのかわからない」などとお考えの方にはオンディーヌがぴったり◎さまざまな不安を解消し、理想の振袖姿を実現してくれますよ。
公式サイト
キモノハーツ
引用元：https://portal.kimono-hearts.co.jp/
着物・袴の販売およびレンタル、振袖リメイクをおこなっている着物専門店です。大切に受け継がれてきたママ振袖を今風スタイルに生まれ変わらせてくれます。この他、成人式当日の支度、前撮り記念撮影、サイズ直し、クリーニングなどにも対応しています。流行りの和装小物を使ったリメイクが得意なキモノハーツで、自分好みのテイストを取り入れながら大胆かつ個性的にコーディネートしましょう。
公式サイト
きものやまと
引用元：https://www.kimono-yamato-furisode.com/
きものやまとは全国に約100店舗展開している大手呉服店です。お母さんの振袖を娘が譲り受けて着る「ママ振袖プラン」を取り扱っています。「お手入れとサイズ直しだけお願いしたい」「小物にもこだわって自分らしい成人式を迎えたい」「記念写真だけ残したい」など、どんな要望も叶えてくれるのがうれしいポイント◎無料相談会もおこなっているので、ママ振袖を着る予定がある方は一度相談してみてはいかがでしょうか。
公式サイト
タカゼン
引用元：https://www.takazen.jp/
大阪や神戸、奈良など、関西エリアを中心に展開している振袖・袴の専門店です。ひとりひとりの魅力を最大限に引き出し、世界一可愛く仕上げてくれるのが特徴。振袖の販売・レンタル以外に、ママ振袖を着て前撮り撮影する「持ち込み振袖フォトプラン」にも対応しています。撮影時に必要な小物は無料でレンタルOK！一生に一度の成人式を記憶に焼き付ける、とびきりのコーディネートを提案してもらえますよ♪
公式サイト
まとめ
洋服とは異なり、何年たっても大切に受け継いでいける着物。最新デザインの振袖も魅力的ですが、ママ振袖を自分らしく着こなしてみるのも楽しいものです。ママ振袖はヘアメイクや小物でアレンジすると、ガラッと印象を変えることができます。呉服店のスタッフと相談しながら特別なコーディネートを作るのはママ振袖だけが持つ魅力ではないでしょうか。思い出が詰まったママ振袖を着て素敵な一日を彩ってくださいね。
