成人式に中古振袖？！メリット・デメリットを徹底紹介

「成人式には素敵な振袖を着たい！」そう思っている女の子は多いのではないでしょうか。華やかな振袖は女の子にとって憧れの衣装。成人式に振袖を着る女の子の割合は実に8割以上とも言われています。

しかし、振袖はどうしても値が張ってしまう点がネック。購入はもちろんレンタルでも、上質な振袖や最新デザインのものは値段が高くなってしまい、予算オーバーという場合も。振袖は、独身の若い女の子の特権ですが、着る機会がとても少ないので、なるべく安く済ませたいと考えている女の子も多いかと思います。

そこでおすすめしたいのが、中古振袖です。中古振袖は、レンタル、購入どちらもリーズナブルなので、予算を抑えたい方にぴったり。もちろん、ただ安いからといって、中古振袖を選ぶと失敗してしまうこともあるので注意が必要です。

中古振袖のメリット・デメリットをきちんと理解して納得したうえで選んでくださいね。この記事では、中古振袖について詳しくご紹介します。

中古振袖とは？

中古振袖と一言で言っても幅広く、明治時代や大正時代のアンティーク着物や比較的新しいものまでさまざまです。また最近注目されている、お母さんやおばあちゃんが若い頃着ていた「ママ振袖」も中古振袖です。

一度人の手に渡った中古振袖は、新品のものに比べると圧倒的にリーズナブル。しかし、中古故に新品の振袖にはないデメリットもあります。中古振袖ならではのメリット・デメリットを購入、レンタルに分けてご紹介します。

中古振袖レンタルの場合

中古振袖というと購入するイメージがあるかと思いますが、実はレンタルもできます。ただし、レンタルの場合、中古と表記していることはほとんどありません。最新デザインやオーダーレンタルでない限り、振袖レンタルは誰かが一度袖を通したもの。

中古振袖をレンタルするメリット・デメリットについて、具体的に見ていきましょう。

中古振袖をレンタルするメリット

まずは価格が安いという点が挙げられます。振袖レンタルといえど、値段はピンキリ。その価格帯には大きな幅があります。

高品質、有名作家が手掛けた振袖、ブランドもの、刺繍や手書きなどの手が込んでいる等の他、前述の最新デザインやオーダーレンタルなど、「人が袖を通していないもの」は高額です。

逆に言うと、そうではないものは価格を抑えられます。

またレンタルの場合、たとえ中古振袖でも汚れていたり、傷があったりということはありません。しっかり管理されているので、コンディションのいい中古振袖をリーズナブルな価格でレンタルできる点はメリットと言えるでしょう。

中古振袖をレンタルするデメリット

デメリットは、最新トレンドの振袖を選べない点です。振袖にも洋服のファッションと同じように、毎年トレンドがあります。「最新のトレンド振袖を着たい！」という女の子には中古振袖は向いていません。

ただし、流行遅れになるほどの古い振袖を扱っていることは少なく、またトレンドがあるとはいえ、洋服ほどにはデザインに大きな違いはありません。たとえ最新振袖ではなくても、合わせる和装小物やヘアメイクによって、今風のコーディネートが完成しますよ。

中古振袖を購入する場合

中古振袖は、リサイクル着物専門店やアンティークショップで売られています。またフリマアプリやネットオークションなどを利用し、個人から購入することもできます。市場に多く出回っているため、気に入った中古振袖を探しやすいでしょう。メリット・デメリットをしっかり理解したうえで選ぶようにしたいですね。

中古振袖を購入するメリット

購入する際の一番のメリットも、レンタルの場合と同じく新品のものに比べて格段に安いという点です。何度か振袖を着る機会があるという方は、レンタルよりも中古を購入したほうがお得なことが多いでしょう。

中古振袖は、リサイクル着物専門店をはじめ、フリマアプリやネットオークションなどで手に入ります。足袋や帯といった和装小物も合わせて販売していることも多く、振袖フルセットをかなり安い価格で揃えることが可能です。

中古振袖を購入するデメリット

中古振袖は、状態が良いものばかりではありません。特にフリマアプリやネットオークションの場合、実物を見ることができません。実際届いた振袖を見たら、「柄がイメージ通りではなかった」「シミがついてた」「サイズが合わなかった」といったトラブルが考えられます。

画像や説明文等で大丈夫だと判断しても、出品者も素人であることが多いため、汚れやほころびなどの見落としも考えられます。

またほとんどの場合、中古振袖は返品ができません。中古振袖は安い反面、リスクも伴うので、購入の際には注意が必要です。

中古振袖の失敗しない選び方

中古振袖を選ぶ場合は、実際手に取って納得した上で購入することをおすすめします。たとえシミや汚れがあっても、帯で隠れることもあるので、お店のスタッフに相談しながら決めると失敗が少ないですよ。

レンタルの場合は、中古だからといって品質が大きく変わることはないので、安心してください。

まとめ

成人式で中古振袖を選ぶメリット・デメリットについてご紹介しました。中古振袖は安さが最大の魅力ですが、その反面、最新トレンドのものを選べない、コンディションの良くないものがあるといったデメリットがあります。

しかし合わせる和装小物やヘアメイクを今風にする、振袖の状態をチェックしてから購入するなどすれば、十分に素敵な振袖コーディネートが完成します。「成人式の振袖をなるべく安く済ませたい」と考えている方は、中古振袖を検討してみてはいかがでしょうか。